排水構造を確認しておく

屋上緑化を上手く運用するには、排水構造を確認しておくことが大事です。設計を行う際は、植栽帯に雨水が流れ込まないような配置にしておきます。立上りを分離して側溝を設けたり、水抜き穴を設置しておくのもおすすめです。土や落ち葉が詰まらないよう定期的に掃除を行い、排水の流れをコントロールしていきます。植栽帯に点検口をつけておけばメンテナンスもしやすいはずです。

環境に配慮した水やりのシステムを考える

屋上は周囲に障害物がないため、日当たりが良く風も強く吹いてきます。土壌が乾きやすい環境なので、水やりも多めに行わなければなりません。点滴式の灌水ホースを使えば、生育にムラが発生しにくく環境にも優しいです。電気式のタイマーを活用することで、より効率的な水やりが行えます。

土壌の飛散や樹木の倒木を防ぐこと

階層が高い屋上では強風で樹木が倒れてしまうこともあるので注意です。中高木は風の影響を受けやすいため、地下支柱などで補強する必要があります。躯体や結束など、現場状況によって適切な方法を選択して下さい。土壌の飛散を防ぐにはマルチング材で覆うのが効果的です。水分が蒸発しにくくなり、植物を病害虫から守ってくれます。

防水層ごとに耐根対策をしておく

コンクリートなどの耐根層は防水層ごとに設置することが大切です。表面を流れている水が裏側へ流れていかないように注意しておきます。不織布や板で保護しておけば防水層も傷つきにくく安心です。植物の根が防水層を突き抜けることもあるので、異常がないかこまめにチェックしておきましょう。

屋上緑化について具体的に計画を立てているなら、専門の業者に相談しましょう。立地条件や予算を参考にして、最適な植物を紹介してもらえます。