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1月29日、スリランカの首都コロンボへ到着。
コロンボの町中は首都であるにも関わらず、えらく閑散とした感じ。
大きな建物がそれなりには立ち並んでいるけれど
街自体に全然活気がなく、ちんみり。アチコチに警官が立っている。
北部が闘争中なので戒厳令がしかれており、歩く人影もまばら。
スリランカの北部は(ほとんど上半分)南インドから降りてきた
タミル人とスリランカ政府との、なんだか小難しい闘争が今もあり
ほとんど立入禁止に近い状態らしい。

コロンボ唯一の安宿では、天井から30Bくらいの壁が空いていて
隣室のフランス人風カップルのセックスの声が昼間っから丸聞こえ。
海へ行くと悠長な日本語を喋るスリランカ男性が まとわりつくし
早く落ち着ける場所を探そうと、西海岸沿いにカルタラに移動。
そこの宿でも若いスリランカ男性が
執拗に部屋に入ってこようとしたり文通をして欲しいとか、
とにかくしょっちゅうやって来て凄くうざったい。
インドに居た時よりもセクシャルなストレスがかかり疲労困憊。

口の中が寺院の入り口なのだ。
こういうふざけ方、大好きです。

そして後から知るのだが(自分では英文が訳せなかった)
アガスティアの葉に書かれた運命よると、
私は前世でスリランカ男性として生まれていて
多くの女性をとっかえひっかえしていた悪行があるので
今世ではそれに見合う罰を受けるであろう、とか書いてあった。
信じるべきは細木数子かアガスティアか?

2月2日早朝、まるで悪業から逃げるように、
もうすこし南の町ヒッカドゥを目指し列車に乗る。
ヒッカドゥは白人観光客が多い、いわゆる観光地なので
現地人に干渉されずに済むかな〜と思ったのだが、
車内でかなり胃の具合が悪くなり、もあーんと吐きそうになって
アンバランゴダという地味な感じの町で途中下車ス。

味も素っ気もない地図だな…。

アンバランゴダの駅でオエオエしながら休んでいると
よくいる客引き風男がやってきて、ホテルを案内するという。
猜疑心を抱きつつも案内してもらうと
海岸沿いにこじんまりと建つ、こぎれいなゲストハウスに。
良心的な宿泊料金で、従業員の感じも良く
何よりも横になって休みたかったので、泊まることにする。
部屋に入りベッドに横になると、波音の催眠作用か
ぐっすりと、泥のように深く眠ってしまい、
夕食のオーダーを聞きに来た従業員に起こされる。
「まだ胃の具合が悪い」というと、 野菜のスープが出た。
香辛料の味がしない料理を口にしたのが久しぶりだったからか
作ってくれたスープはビックリするほど美味しくて驚いた。

私が出会ったスリランカ人は、
第一印象はとても優しく、人当たり良く感じられるのに
慣れてくるとすぐに腕時計をくれとか、金くれとか
親切にしてやったんだからキスしてくれとか(完全にアホだ)
仲良くなった途端に、かなりズーズーしく豹変する人ばかりで
ちょっと心を許した相手に、私は何度も人間不信にさせらた。
最初から分かりやすく、悪い人は悪い目をしていて、
何かと人となりを見分けやすいインド人より、
スリランカ人の方がとても嫌だな〜と思っていたのだけれど

アンバランゴダは仮面が有名な町。
主に悪魔ばらいの儀式に使われるらしいが
ダークな意味を持つ仮面が無造作に並ぶ
仮面博物館が、有名ちゃぁ有名らしい。
入場無料の、8畳位の部屋が2つしかない
この博物館に何度も通っていました…
他に行くったら駅前の市場くらい。

まかされオーナーで料理も担当しているアヌラは
私が今まで出会ったスリランカ人とはかなり違う感じで
おしつけがましさが全然なく、全く見返り要求もせず
ただ親切で、全く裏がないというか、普通にズルをしない。
ちゃんと人間としてのプライドもあって
崇高な精神を持った素晴らしきスリランカ人だと思う。
大変好感度が高い、笑顔のさっわやかな髭オヤジだ。

体調をアユルヴェーダの医者にかかって治したい、というと
大変にイイ先生を紹介してくれたり、
波音を聞きながら、胃に優しいモノを食べて、皆と雑談をして
ホントに日々療養していた。 体調が回復してから
アヌラに借りた自転車で、ゴールロード(海岸沿いの道)を
2時間走ってヒッカドゥまで行ったりもした。
途中パンクしたタイヤを治してくれた親切な人にも出会った。

左が従業員のクマリ・右がアヌラ。
このサイズで見ると、顔の見分け難しいなぁ。同じ顔じゃないのは分かるけど。
2週間以上同じ宿にいたなんて、私にしてはとても珍しい。
とにかく毎日、居心地が良かった。
海で夕日を見てダラダラと気持ちよく過ごしていた。
その後もスリランカでは嫌な思いをすることが多かったので
(バイクで追いかけ回されたりとか、色々)
この場所に来なければ、スリランカを嫌いになってたかも。
アヌラと彼の下で働く従業員を思い出すだけで、
スリランカはとても良いところだった、と今は断言できる。
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